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Argent Phono DIN-RCA納品いたしました

更新日:2023年9月19日



Model2の発売日でもあった9/1に東京都のK様のご自宅にArgent Phono DIN-RCAの納品に伺いました。少し前にデモ機をご試聴いただき、即決でご注文を頂戴し、この日に納品となりました。


K様はクラシックの大ファンで、コンサートホールの音場感を再現することに腐心されている凄腕オーディオファイルです。


従来はSMEシリーズV純正の銀製ケーブルをお使いでしたが、Argent Phonoに変更されたとたん、「右側のスピーカのさらに外側に音場が展開するようになり、これまで不満だった音場のゆがみが改善された!」とおっしゃいました。

MC型ではそのような音場の偏りはなく、光カートリッジの唯一の不満はその部分であったとのこと。それを数秒で聴きとったK様の聴能力に、日々、ご自分の装置に寄り添い、常に前進させるために全霊を尽くしているからゆえのことと感銘をうけました。

音場を意識した再生を志していなければ、感じ取れない違いであったかもしれません。




納品時にはK様のもう一つの大切なソースである歌謡曲を堪能させていただきました。K様はスタジオ録音よりもライブ録音(実況録音と言った方がしっくりくるかも?)をこよなく愛しており、この日も美味しいドライジンや赤ワインなどいただきながら、ライブ会場さながらの臨場感を満喫させていただきました。


スタジオ録音ではDVASの試聴LPでもある谷村新司の「JADE」を聴かせていただきましたが、これも全くもって見事な演奏であり、実は歌謡曲の大ファンでもあるK様の面目躍如でした。


K様のレコードプレーヤはドイツのAcoustic Signature社のターンテーブルにReed 5T+DSグランドマスターとSMEシリーズV+DS003を搭載し、さらにデーレンビル社のアップグレードモータを組み合わせた超ド級のシステムです。


K様のオーディオシステム全体はジャーマンフィジックスのトロバドール80を中心とした音場再現システムであり、簡単に文章で表現できるものではありません。長い時間をかけて構築されてきた独創的であり、しかし、極めて高い完成度有した唯一無二のものです。しかし、K様は「ハードウェアはもちろん重要だが、それを活かすも殺すもセッティングにかかっている」といつもおっしゃいます。それが決して誇張や思い過ごしでないことは、K様の音楽演奏を聴いたことのある人だけがわかる世界だと思います。

そんなK様のオーディオシステムにArgent Phonoを迎え入れていただけことは、開発者として望外の喜びです。


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