もう12月なんですね。中野サンモール内も夕方にはきれいなイルミネーションで彩られていました。
昨日のフジヤAVIC店舗での弊社Model2試聴会にお越しいただいた皆様、ありがとうございました。
また、貴重な機会を作っていただいフジヤAVICの池田店長をはじめ、便宜をはかっていただいたスタッフの皆様にあらためて感謝いたします。
MSB Discrete Dac Plusとの組み合わせで、私自身、これまで感じ取れなかったModel2の可能性を実感することができました。試聴いただいた皆様から好意的な感想をいただき、大きな励みとなりました。また、製品開発にまつわる話など、じっくりとさせていただくことができたのも、こういう静かな環境での試聴会ならではのメリットですね。おかげさまで非常に有意義な時間を過ごすことができました。
土曜日ということもあったのだと思いますが、店内には常に数組のお客さんがおり、みなさん、真剣に試聴したり商品を物色したりと思い思いの時間を過ごされておりました。私の知るスピーカー中心の専門店とは大きく様相が違うなあと感じた。スタッフの年齢ももちろんそうですが、お客様の年齢層も明らかに低く、いろいろな意味でスピーカーオーディオとヘッドホンオーディオの違いを実感した一日でした。
デジタル再生に特化したシステムであるならば、優れた音質のボリューム付きDACであることが前提ですが、シンプルにヘッドホンパワーアンプと組み合わせた2ピースシステムの魅力は極めて高いと感じました。MSBがなぜヘッドホンパワーアンプというジャンルの製品を商品化したのか?とても良く理解できました。可能ならば弊社でもリファレンスとしてMSB Discrete Dac Plusを導入したいほどですが、問題はちょっと現実味のない価格ですかね。。。
試聴いただいたお客様も、ほとんどの方が愛用のヘッドホンを持参いただきました。ちょっと驚いたのはそのほとんどがフォーカルのユートピア、あるいは最新のユートピアSGであったことです。意識的にヘッドホンサウンドを探求している方たちの愛機として、フォーカルのユートピアの信頼性は非常に高いのですね。
ヘッドホンアンプの評価においては、多くのヘッドホンとの組み合わせ試聴がとても大切です。とはいえ、各社のフラグシップの価格はスピーカに比べれば安価であったとしても、50万円を越えます。全てのブランドのものを揃えるには現実的には無理ですから、狙い撃ちして試聴用に導入する必要がある。どうやら、いずれ弊社もユートピア系を入手しなくてはならないようです(苦笑)
現在、フジヤAVICの店舗でModel2を常設いただけるように検討いただいております。今回、ご来店いただけなかった皆様も、ぜひお店に足を運んでいただきModel2のサウンドをご体感ください。
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